トリミング技能師は犬や猫をかわいく見せたり美しく見せたりする技術があります。では、トリミング技能師としての資格をどのように取得することができるのかを考えてみましょう。
トリミング技能師の資格概要
トリミング技能師は犬や猫の毛の分野を専門的に扱い、美しく見せたり毛の健康状態を管理したりします。
特に最近はペットを家の中で飼うケースが多いので、抜け毛の問題やにおいの問題などについて悩んでいる飼い主が増えています。そんなときにトリミング技能師は飼い主の相談に乗ったり、ペットの毛の状態を良く保つためのサポートをしたりします。
トリミング技能師の資格を取得するとペットショップや動物病院などで活躍することができます。特に、ペットを何日も預かるようなホテルサービスをしていると、大切なペットを預かっている間の毛の状態にはとりわけ気を遣わなければなりません。
預けている間に毛並みが悪くなったり、抜け毛が増えていたりすると飼い主は大いに心配するからです。それで、トリミング技能師にはペットの毛並みを管理していくために、ペット生体についての知識や動物看護などの豊富な知識も必要となってきます。トリミング技能師にはそのための資格が十分にあるのです。
特に、トリミング技能師はトリミング用具やシャンピングなどについて学びますので、実践的な技術を持っていると言えるでしょう。
認定試験の内容について
トリミング技能師になるには、財団法人職業技能振興会の行っているトリミング技能師認定試験を受験して合格する必要があります。
試験は筆記試験と実技試験の二つが行われます。筆記試験の方はペット美容学とペット社会学、そして動物看護学について学んでいきます。
ペット美容学では犬の体の各部分の用語の解説やグルーミング用語の解説などから出題されます。ペット社会学では動物の愛護についての基礎知識や管理についての法律が扱われます。動物看護学の分野は内科学に加えて外科学、そして微生物学や寄生虫学について問題が出されますので準備をしておきましょう。
実技試験ではプードル犬のラムクリップが課題となりますので事前にトレーニングをしておきましょう。ただ、試験ごとに課題の傾向も変化する可能性がありますので、前もって傾向と対策をリサーチしておきましょう。
認定試験の受験料は25000円となっています。ペットショップや動物病院での活躍が大いに期待されているトリミング技能師ですので、資格取得に向けて勉強していきましょう。
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