ダニはペットだけではなくて人間にも被害をもたらすのできちんと対策をしておきたいものです。では、どんな薬や駆除方法が良いのでしょうか。
ペットのダニ対策について
ペットのダニ対策をするときに欠かせないのが掃除機です。特に、ソファや絨毯、カーペットや畳などダニが好みそうな場所を時間をかけて掃除機をかけるようにしましょう。そして、家具の下やほこりの溜まりやすい部屋の隅なども丁寧にかけるようにしたいと思います。
掃除機をかけるときのコツとして先にダニがいそうな場所に塩をまいてきましょう。そうすると塩がダニの卵などの水分を吸って卵はそのまま死んでしまいます。掃除機の中に吸われてそこで孵化してしまうこともありません。掃除機を使った後は忘れずに掃除機の中のゴミを捨てましょう。
さらに病院などで処方される駆除薬も強力なので使いましょう。特に駆除薬は寄生しているダニの成虫を殺したり卵を殺したりします。首に垂らすスポットタイプとスプレータイプがありますので使いやすい方を選びましょう。一度使用すると大体1ヶ月ほど効果が持続します。錠剤などの効果は数日しか無いので覚えておきましょう。
また、部屋にいるダニを駆除する薬があるので、その薬剤を床にまいておくこともできます。そして、そのあと30分ほど時間をおいて掃除機で吸いましょう。ただ、これはペットが食べると危険なので、薬剤をまいている間はそこにペットが近づけないようにしておきましょう。
ダニ対策で知っておきたいこと
ダニ対策をする上でいくつか知っておきたいことは、ダニを手でつぶしてはいけないと言うことです。よく自分で見つけて手で取るからうちは安心ということを聞くことがありますが、小さなダニを寄生しているペットの体からすべて取り除くことは不可能です。
手で無理矢理取ろうとするとダニがちぎれて体の半分だけがとれ、残りの半分は寄生していたペットの皮膚に残ってしまうことがあります。そうするとそこの部分の皮膚が炎症して感染症にかかる危険があります。
また、ペットに洋服を着せていても寄生を防ぐことはできません。そして、外に出ないようなペットであってもダニが寄生する可能性がありますので油断はできません。そして、季節が冬になり寒くなってくるとダニの数が減りますが、それでも寄生がゼロになるわけではありませんのでダニ予防対策は引き続きする必要があります。
特に室内は暖かいのでダニはどんどん増殖します。
ペットのダニ対策は1年中する気持ちでいた方が良いでしょう。
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