ペットのワクチン【種類、時期、料金】について


ペットにワクチンを受けさせるときに気になるのが、どんな種類のワクチンをどの時期にするかと言うことです。そして、いくらくらいかかるのか料金も心配になります。では、犬と猫で接種したほうが良いワクチンについて考えてみましょう。

犬のワクチンのまとめ

犬が絶対すべきワクチンが狂犬病のワクチンです。これは発病すると確実に死に至りますし、人間にも感染するほど強力なものですので、狂犬病のワクチンは必ずするようにしましょう。このワクチンは法律でも接種が決められています。

6df9af12a227b353148c806ec57d2718_m

時期は子犬のときには生後3ヶ月くらいにします。大人になってからは1年おきにするようにしましょう。料金は3000円が一般的となっています。

ワクチンをするときに必ず耳にするのが混合ワクチンです。いくつかの予防接種がセットになっているものですが、6種混合とか9種混合とかどれにするかは犬種や飼育する環境に合わせて獣医師と相談して決めましょう

混合ワクチンを接種する時期は生後2ヶ月目に1回目をして3ヶ月後あたりに2回目をすると良いでしょう。そして生後4ヶ月経ったときに3回目をするのが一般的です。料金は6種混合で6000円前後、9種混合だと8000円前後となります。

多くの飼い主さんがするワクチンとしてフィラリア予防接種もあります。フィラリアとは蚊を通して犬の体に寄生する病気のことです。この病気にかかってしまうと寄生虫が犬の体の中で成長し、心臓にも巣くって、最悪の場合死に至ることがあります。このワクチンは年に一回の摂取で十分で料金は中型犬なら8000円前後です。

猫のワクチンのまとめ

猫の場合のワクチン接種の時期は親からの移行抗体がなくなってくる生後2ヶ月あたりが良いと言われています。ただ、移行抗体がまだある時期にワクチンを接種すると、抗体が十分に体で作られずに、もう一度ワクチン接種をしなければいけないケースもありますのでお医者さんと相談するようにしましょう。

ワクチンの値段は動物病院によってかなり差が出てきますが、混合5種なら7000円あたりが相場となっています。混合7種だと8000円前後が一般的です。

飼い主さんによっては猫白血病のウイルスワクチンを接種したいと希望する場合もありますが、その料金は4000円から5000円となっています。

自分の家の猫にどのワクチン接種をするか迷うところですが、家の中で飼う場合は3種混合で良いでしょう。もし外にも出て行く猫であれば5種混合にしておくと良いでしょう。
これらの情報を参考にしてペットを色々な病気から守っていきましょう。


ペットシッターのおすすめ資格

ペットシッター・ペットケアについて学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieのペット看護&セラピーエキスパートは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めてペットケアを学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめペットケアの資格はこちら

ペットシッター資格
ペットシッター資格TOP