ペットが病気をしたりけがをしたりしたときにお世話になる獣医師ですが、あの頼もしい獣医師になるにはどうしたら良いのでしょうか。資格取得と年収についてまとめてみました。
獣医師資格を取得するには
獣医師として仕事をするには国家資格が必要なります。国家資格を受けるためには、まず獣医学部や獣医学科などを持つ大学で6年間は最低学ぶ必要があります。
この獣医系の大学というのは私立を合わせても日本にたくさんあるわけではないので、大学入学の競争率が非常に高くなっており、資格取得に向けてはかなり勉強をしなければなりません。
それぞれの大学によって得意分野があり、自分がいずれ小動物や大動物のどの分野で獣医師として仕事をしていきたいのかによって入る大学を選ぶようにしましょう。
大学で学習した後は、国家試験に挑戦するわけですが、国家試験の合格率は80パーセント前後と言われています。それで、大学の6年間のカリキュラムにそってきちんと勉強していくならば比較的受かりやすい難易度ということができます。
獣医師の年収と活躍の場
獣医師として働き始めるといったいどれくらいの年収を得ることができるのでしょうか。もし動物病院などで働くことになったなら、月給は23万円前後が平均となっています。獣医師資格を活かす場所は色々な場所でありますので、どこで働くか、また病院でも何かで働くかによって年収は変わってくるでしょう。
獣医師全体の平均的な年収としては600万円から700万円と言われています。家畜なども相手にするため常に需要はあり、専門性も高いために年収は他の職業に比べて高くなっています。
獣医師は畜産牧場で牛や豚などの家畜の管理や診察を行いますので、農協などで働くこともあります。また、動物園でそれぞれの動物の健康管理や飼育状態を見守る仕事をすることもあります。
そして、常に変わって行く病気の流行を見越して薬や食品の研究や開発をする製薬会社や食品会社で働くこともあります。家畜向けの薬や食品の開発だけではなく、人間向けの薬などの開発にも関わります。というのは新しい薬の実験などでは動物を使った実験をするので、動物の維持管理が必要となるのです。
さらに、保健所や食肉衛生検査所などで働き、食肉の衛生管理や動物への感染症、また動物を介した人への感染症を監視したりもします。
活躍の幅が広い獣医師になるのを目指していくのも、動物全般に関わり続ける仕事をしたい場合にはおすすめと言えます。
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